Re:MAXをご覧のみなさん、こんにちは!
打たせられ屋兼、期待値の奴隷こと「雇われスロ太」です。
前回の第2話では、モンキーターンVの高設定をブン回しながら、
パチ子の胸とお尻の圧倒的存在感に全神経を狂わされるという、情けない日常をお届けしました。
今回は、親方の支配から解放された
「とある店休日」に起きた、悲劇のプライベート稼働についてお話しさせていただきます。
その日は、僕たちが主戦場にしているホールの全館休業日でした。
親方からも
「今日は休み。各自好きにしろ」
とLINEが入り、久々の休日に布団の中で泥のように眠っていた早朝。
突然、スマホが狂ったように振動しました。
パチ子からでした。
『スロ太!今日親方休みじゃん!
隣町のホール、今日強いらしいよ!
プライベートで勝ちに行こ!』
「いや、自分の金で打ったら負けるって前に言ってたじゃん…」
と断ろうとしたのですが、電話口のパチ子は聞く耳を持ちません。
『大丈夫だって!
うち等、普段から親方の金で期待値積みまくってんじゃん?
今日のウチらは無敵だよ!9時に駅前集合ね!
でもスロ太は肝心な時にヒキ弱いからノリ打ちはしないからね^^!』
半ば強引に連れ出された僕は、待ち合わせ場所で絶句することになります。
そこにいたパチ子は、
ホールでの薄着すら可愛く思えるほどの、殺傷能力が高すぎる私服姿でした。
胸元が大胆に開いたキャミソールに、体のラインがハッキリ出るショートパンツ。
歩くたびに揺れるシルエットと健康的な太もも。
直視した瞬間に僕の脳内インジケーターは限界突破しました。
「顔は好みじゃないっ…
顔はっっっっ…」
と必死に心の中で呪文を唱えますが、男の本能は完全にノックアウト状態です。
こうして、親方の「アブラ銭(軍資金)」ではなく、
久しぶりの「自前の血税」を握りしめ、僕たちは隣町のホールへと突撃しました。
店内に入ると、親方の冷酷な指示がない自由さに、一瞬だけ開放感を覚えました。
しかし、メダル貸出ボタンに手をかけた瞬間、全身に走る激痛のような緊張感。
「あ…これ、負けたら自分の家賃が消えるやつだ…」
親方の金で打っていた時はあんなに平気だったレバーオンが、
自分の財布から1万円札が消えるたびに、手首が千切れそうなほど重く感じられます。
一方のパチ子といえば、恐怖心など1ミリも持ち合わせていませんでした。
「きゃー!
この台、演出可愛くなーい!?」
そう言って彼女は適当にスマスロに座ってガシガシ打ち進めていきます。
「ちょっとパチ子、
そんなテキトーに選んで大丈夫か!?」
と注意する僕に、彼女は胸元を強調するように首をかしげて言いました。
「え〜?だって今日プライベートだよ?
好きな台打たなきゃ損じゃん!」