今では、ほとんど行かなくなってしまった、
少し遠目だけど、パチンコ屋が固まってある地域がある。
当時は7店舗あったのに、今では2店舗。
この業界、どんだけ衰退してんだよ!
そんな激ヤバ業界の最下層に、
必死にしがみ付いて生き延びている俺。
生き延びてるのか?
毎朝、自分の顔見て思うけど、
どうにも生きてる人間の顔ではない気もする。
死に体かな。
この地域では、攻略台を打っていた印象が強い。
あまり来ない地域だから、今後の事はあまり考えなくていいし、
店舗数もあるので、台数もあってやりやすかった。
その地域のある店舗に、
設置店を見つけるのが難しかった攻略台が、1台だけあった。
前にも日記にした機種のハネモノ。
キカイダーVSハカイダー。
V穴の周期から逆算して、
鳴きのタイミングを計る事で、大当たり確率を劇的に下げられる台だった。
わざわざ探して来た訳ではなかったが、
やり方は知っていて、打った事もあったので打ってみた。
打ち始めてしばらく経って履歴を見ると、
どうにも大当たり確率がおかしい事に気づく。
当時は、今ほど優秀なデータ表示機ではなかったし、
攻略台なので、データとかは取る必要がなかったので、上のデータはほとんど見ていなかった。
「この台、誰かが打ってるな」と思いつつも、
せっかく見つけたし、と続行していたら。
リーマン風のスーツを着た人が、俺の背後を幾度となく通過。
盤面越しでしか確認していないが、
店員のそれとはちょっと雰囲気が違う。
リーマンが攻略打ち?
そんな事ある?
「お兄ちゃん、ちょっと話あるから外に来てくれる?」
ああ、なるほどね。
リーマンのフリして打ってる訳ね。
こんなリーマン実際にはいねえだろ、みたいな顔してるけど大丈夫?
俺も働いた事ないけど、こいつよりはリーマンになれると思うわ。
リ「俺があの台、ずっと打ってるんだわ。
辞めてもらっていい?」
高「ああ、そうなんですか・・」
リ「ああいう打ち方されると、こっちも困るんだよ」
高「はぁ。。」
リ「〇〇会って知ってる?
俺はそこの人間なんだわ。」
高「ごめんなさい、知らないです」
リ「お兄さんはどっかの人な訳?」
高「さっきから、グダグダグダグダうるせえ野郎だな!!
俺はヒキプロ高田だ!」
リ「え。。」
高「俺のヒキに嫉妬する前に、てめえのヒキを強くする努力しろや!〇〇会野郎が!!」
リ「いや、俺はヒキ云々じゃなくて、
キカイダーVSハカイダーで攻略打ちをされると、俺が打てなくなって困るから、
ああいう打ち方はしないで欲しいって話をしてるんだけど。」
高「てめえが良くて、俺が駄目な理由はなんなんだよ?あ?
もう予約しちゃったから、金が必要なんだよっ!
絶対に辞められない理由が、俺にはあるんだよっ!」
リ「話が色々と飛び過ぎて、何の話してるの分からなくなるなぁ。。」
高「はぁ!?
パチンコ打ちがする予約と言えば、夜の店で確定だろ。
分かってるくせに恰好つけてんじゃねぇよ、〇〇会如きがよっ!
リーマンのフリしてがっぽり抜いてんじゃねぇよっ、気持ちわりぃんだよっ!」
リ「まぁまぁ、落ち着けよ。
いい店なら紹介出来るからさ。」
高「おっ!!マジか!?
俺は、テクニック抜群の作業系の子よりも、
恋人みたいに接してくれる素人がいいんだけど、そういう子が多い店知ってる?」
リ「(マジキモイなこいつ)
素人を売りにしてる店はあっても、実際に在籍してるのはバリバリのプロだったりするけど、それでも大丈夫?」
高「えっ!?
そんな事ある!?
店が嘘ついたら、信頼なくなっちゃうじゃんっ!!
素人なんちゃらって店名の所は、100%素人でしょ!!」
リ「(勘弁してくれよ。。。こいつマジヤバいな。。。)
まぁ、そこは気持ちの持ちようって所かな。」
高「えっ!?どういう事!?
気持ちの持ちようってのはどんな感じ?
もうちょっと分かりやすく教えて欲しい。
今後のためにも!」
リ「(これ以上、事態を悪化させないためにも、ここは一旦警察を呼んでおこうかな)」
高「ねぇねぇ、素人系なのにバリバリのお仕事系ってどういう事?
ちょっと俺の頭では追いつけないレベルの話だわ。」
てな感じで、ガチヤバ系男子に成りきったら、
話が丸く収まったって話。
このリーマン擬き、一日の差玉を5000発以内にして、
週3以上は打たないようにしているらしい。
なので、もう打ちに来ないから、
5000発までは打たせてくれと譲歩してもらった。
ちゃっかり、6500発まで出させてもらったがね。
しっかり、6500発分のお店にいって出させてもらったがね。
