※編注
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みなさん、こんにちは。
パチンコ店のネオンに吸い寄せられる蛾のような習性を持ち、
口座残高の数字を見るたびに現実逃避を試みる男、「給料日まだお」です。
前回の『P北斗の拳 強敵 LT』での奇跡的な大勝ち。
あの夜、特上霜降り牛の網焼きを噛みしめながら
「これで俺も勝ち組の仲間入りだ」と高らかに勝利宣言をしたはずでした。
しかし、人間というものは愚かな生き物です。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、
財布に4万円の諭吉たちが鎮座しているという心の余裕は、私の金銭感覚をあっという間に崩壊させました。
気が付けば、深夜のコンビニで買わなくてもいい高級アイスを爆買いし、
気前よく後輩に缶コーヒーを奢り、
休日になれば
「今の俺なら何でも引ける」
という謎の全能感に任せて1/399のパチンコ機に特攻。
…結果は火を見るより明らかで、
数日で稼いだお金は綺麗さっぱりホールへと返却されることとなりました。
そして今現在、給料日まで残り5日。
私の手元に残された全財産は、薄っぺらくなった財布の中に佇む、夏目漱石…ではなく千円札3枚。合計3,000円です。
前回の5,000円よりさらに深刻な、
まさに正真正銘の「人類の限界突破モード」に突入しています。
扇風機のぬるい風を浴びながら、賞味期限が先週切れた食パンの耳をかじる日々。
水道水で薄めたスポーツドリンクを飲みながら、
「なぜあの時、勝ち分を貯金しておかなかったのか」
という不毛な反省会を一人で100回くらい開催しました。
しかし、私の脳内にあるパチンコ脳特区は、
この極限状態すらも「最高のドラマの演出」として変換してしまうのです。
3,000円。
普通の人なら、これでドラッグストアに走り、
食パンと納豆と豆腐を買い込んでじっと耐え忍ぶでしょう。
ですが、給料日まだおの辞書に
「手堅く生きる」という文字はありません。
気づいた時にはサンダルを突っかけてマイホへとダッシュしていました。
今回、命の3,000円を託す運命の台として選んだのは、『e東京喰種』です。
大当り確率約1/399のこの機種。
今の私の残金で打つには、あまりにも暴挙、あまりにも無謀。
5分で3,000円が溶けて、帰り道に路傍の草を喰むことになるレベルのギャンブルです。
俺もカネキ君のように、絶望の淵から覚醒して生還したい。
冷房の効いたホールで、震える手で1,000円札をサンドに注入します。
1,000円目……何も起きず、虚しく吸い込まれる玉。
2,000円目……保留すら変化せず、冷や汗が背中を伝う。
そして、運命のラスト3,000円目。
これが入ればもう後はありません。
明日からの飯どころか、ホールからの帰り道の缶ジュースすら買えない極限状態。
頼む、カネキ…!
もはや俺を喰種にしてくれ…!!
はい、さすがにナメすぎです。
3000円何事もなく終わりました。
…残りの5日間も終わりました。
ですが、この3000円は序章。
当たってくれないのであれば、お金を捻出するしかありません。
『そこに愛はあるんか!?』
で、おなじみの、ア〇フルです。
魔法のカードを使えばこれで軍資金を手に入れることができるのです。
ア〇フルで借りられた金額は50000円。
もう、後戻りはできません。
ですが、初め軍資金は3000円だったのに
初めから考えたら53000円になったんです!!
私の戦闘力は53000円です。
これなら戦える!!
借りた分爆連できれば、50000円プラス!!
即返済!!
ルートは見えました。
まだお、生存ルートが。
そしてこの金を大事に使って回していくこと数時間。
残金が3000円になった、まだおの姿がそこにはありました。
どうして?
なぜ?
なんで当たらないの?
図柄揃いが引けず、チャージばかり。
ずっとチャージしています。
何をチャージしているのでしょうか?
残金が3000円って、借りる前の状態と同じではないですか。
そして今は借りる前の状態と同じではありません。
ア〇フルで借りたのも初めて。
50000円もの爆裂投資をしたのも初めて。
背筋が凍っていきます。
本当に祈るつもりで、
残りの3000円を使って打っていった結果…!!
ついに図柄揃いを引けることはありませんでした。
途方に暮れるまだお。
尋常じゃないストレスを抱えたまだお。
そして…、本当に本当の最後の手段に出ることに。
はい、今回とっても長くなってしまったので、2週に分けてお送りします。
もしよかったら、まだおの最後を来週見届けて頂ければ嬉しいです!
