※編注
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皆の衆、おはようさん。
認知症予防のゴロウです。
今日も今日とて、この小さな四角い機械——
「すまほ」というやつと格闘しながら、精一杯指先を動かして日記を書いております。
まったく、文字の大きさを一番大きく設定しているというのに、
老眼のせいで画面がかすんで仕方がない。
おまけに、カサカサに乾いたこの爺の指先では画面がちっとも反応してくれんのだ。
さっきから「あ」と打とうとするだけで隣の「い」やら「か」やらが押し寄せてきて、
この記事の冒頭を書くだけで優に30分はかかっている。
だが、これも全ては脳のトレーニング。
つまりはボケ防止のためだと思って耐えるしかない。
ブログとやらをインターネットに載せるのも、頭の体操にはもってこいだからな。
さて、そもそもなぜこの私が、このサイトの管理者である
『てぇーんさん』の募集に応募したのか、
その「志望毒機」——いや、スマホの変換のせいで「志望毒機」なんて物騒な文字になってしまったが、その理由をまずはお話しせねばなるまい。
私がこうして毎日パチンコ屋へ通うのも、決して遊びやギャンブルだけが目的ではない。
すべては「認知症予防」という崇高な健康管理のためである。
医者が言うには、指先を細かく動かし、目や耳から適度な刺激を受けることが、
脳の若返りに最も効果的らしい。
そう考えると、パチンコ屋ほど完璧なリハビリ施設は他にないだろう。
玉を上皿に流し込む指の動き、液晶の図柄を追う視線、そして大当りした時のあの脳汁が出るような興奮。
これぞ最新の脳トレ医療というわけだ。
だが、ただ打っているだけでは、脳の同じ部分しか使わん。
そこで「打った後に日記にまとめ、さらにそれをスマホで打ち込んで誰かに伝える」という、もう一段階上の高度な脳トレを自分に課そうと考えたのだ。
そんな時、ネットの海を彷徨っていたら
(これも画面が小さくて目がチカチカしたが)、
てぇーんさんが読者日記のライターを募集しているのを見つけた。
若いもんばかりの場所かもしれないが、この爺のリアルな健康奮闘記を載せてもらえれば、
世の同世代への励みにもなるし、何よりてぇーんさんのサイトに貢献することで、
私の脳細胞がこれ以上ないほど活性化する。
そう確信して、震える指で応募のボタンを押したというわけだ。
息子夫婦からは「年金を無駄遣いして」と小言を言われるが、
介護施設に入る費用を考えれば、毎日の数千円の投資と、
こうして日記を書く労力など安い防衛策である。
私は大真面目に健康のためにここにいる。
昨日向かったのは、いつものマイホール。
お目当ては、『Pスーパー海物語IN沖縄6』である。
やっぱり我々世代は、ややこしい液晶演出の付いた若いもんの台は付いていけん。
海が一番落ち着く。
沖海6のあの鮮やかな液晶を見ているだけでも、脳の血流が良くなるのが分かるというものだ。
さっそく貯玉のカードを入れようとしたのだが、ここで高齢者特有のうっかりが発動してしまった。
カードの向きを何度変えても
機械が「ピー」と鳴いて受け付けてくれない。
おかしいなと首を傾げていたら、
隣の席のこれまた同年代のばあさんが
「ゴロウさん、それ病院の診察券だよ」
と教えてくれた。
見れば、確かにいつも行く
整形外科の診察券を必死にねじ込もうとしていたのだから参る。
隣のばあさんと二人でガハハと笑いながら、ようやく本物のカードを差し込んだ。
こういう他愛のない会話が生まれるのも、孤独死を防ぐための大事な社会参加である。
てぇーんさん、こういう現場のリアルこそ、読者が読みたいものでしょう?
※編注 とぅーんです( ゚Д゚)!
無事に打ち始めると、パチパチと玉が弾ける音を聞きながら、親指で絶妙にハンドルをひねる。
この微調整こそが、最高の手先のリハビリなのだ。
実はてぇーんさんから
「日記にはパチンコ台の写真を載せると、若い読者も見やすくて喜ぶ」
と教えてもらったので、今回は写真撮影という、これまた超難関の脳トレに挑戦してみた。
しかし、これがまたスマホの文字を打ち込む以上に、高齢者の身体には過酷な作業だったのだ。
そもそも、最近のスマホのカメラというやつは、
どこをどう触れば写るのかがさっぱり分からん。
画面にある丸いマークを押せばいいらしいが、私の乾ききった指先では、
何度叩いても
「カシャ」
とも言わん。
それどころか、必死に指を押し付けているうちに、
画面が勝手に切り替わって自分の顔がドアップで映し出されたりする。
画面に突然、老眼で眉間にシワを寄せた自分のハゲ頭とおどろおどろしい顔が映った時は、
心臓が止まるかと思った。
心霊写真か、さもなくばオレオレ詐欺の指名手配犯かという凄まじい写り映えで、
これも一つの認知症のショック療法にはなったかもしれん。
四苦八苦しながら撮影できたのはこれだけ。
何発出たのか、もう覚えてはおらん。
しっかり頭と指先を使って、ついでに懐も少し暖かくなったところで、
本日の健康習慣は無事に終了。
さあ、この日記を書き終える頃には、また指先がすっかり冷えて動かなくなってきた。
皆の衆も、ボケ防止にぜひ海物語を打つといい。
それじゃあ、また。
