パチンコ屋ってのは、いっつも賑やかでワクワクっすっけど、たまに困ったことが起きるよな!
指プロだの、軍団の親分、玉拾い仙人に、タオパイパイ…。
人とのトラブルは、天下一武道会みてぇに絶えねぇ!
けどよ、トラブルは人間だけじゃねぇ。
台のトラブルだってあるよな!
オラがいつものようにパチンコを打ってた時のことだ!
3~4台隣に座ってたおっちゃんが、急にあたふたし始めて、台をドカバキ叩きやがったんだ!
超サイヤ人にでもなったんかと思うくれぇのガチギレ状態で、すぐさま呼び出しボタンを連打!
そこへ、小柄な女性の店員さんが駆けつけてきた。
「おっ、何事だ!?」
と思って見てたらよ…
『右打ちでV入賞させなきゃいけねぇのに、球が飛ばなくてパンクしたぞ!』
って、ホール中の騒音をかき消すくれぇのデケェ声で怒鳴り散らかしているおっちゃん。
フリーザもびっくりするくれぇの剣幕でよ!
『ふざけんじゃねぇ!元に戻せ!!』
小柄な店員さんの近くで、何度も何度も台パンを繰り返しながら、同じ言葉を叫び続けてんだ。
店員さんはというと
「申し訳ございません。すぐに上の者を…」って答えてっけど、
おっちゃんの怒りのパワーは魔人ブウみてぇに膨らむ一方だ!
…まあ、気持ちはわかるぞ。
オラも昔、V入賞タイプの台で球が飛ばなくなってパンクしたことがあった。
店員さんに平均連チャン分の出玉で補償してもらったけど、ガッカリしちまったしな!
でもよ、あそこまでキレ散らかすことはねぇんじゃねぇか?
あの女の店員さん、今にも泣き出しそうな顔でブルブル震えてたぞ。
ありゃトラウマになっちまうぞ…
しかもよ、あのおっちゃん、絶対に相手を見て態度を変えてやがる。
もしも、駆けつけた店員さんが小柄な女性じゃなくて……
背が山のフドウみてぇにデケェ店員さん
筋骨隆々でラオウみてぇな迫力の店員さん
一歩外に出りゃ「レッドリボン軍の幹部か!?」って思われそうな強面の店員さん
この3人がギニュー特戦隊みてぇな勢いでシュバッ!と現れたら…
【おっちゃんの頭の中】
「(……ふざけやがって!絶っ対に許さねぇ。
ちょうどあそこに弱そうな店員がいるな。
あいつに怒鳴り散らして、ゴネてゴネて、大当たり以上の現金玉(出玉)を吐き出させてやる……。
早く来い!絶対に許さんぞ虫ケラども!!)」
【背が山のフドウみてぇにデケェ店員さん】
「どうされましたか!?」
【面食らったおっちゃん】
「おい!……いや、あの、ちょっと……。
右打ち中に……その、パンクしちまって」
【筋骨隆々でラオウみてぇな迫力の店員さん】
「球が飛ばなかったんですか!?」
【futuuのおっちゃん】
「あっ……はい。そうなんです……」
【レッドリボン軍の幹部みてぇな強面店員さん】
「大変申し訳ございませんでしたぁぁぁ!!
状況を詳しくお調べしますので、あちらへ……!」
【戦闘力5のおっちゃん】
「……あ、はい。お願いします……」
ってか!?