ここで、私の苦いエピソードを一つ教えてあげましょう
ようやく引き当てたワールドカップモード。
私の心は高揚していました。
ところが、どうしたことでしょう。
1/31.5という、ゴミのような確率のはずが、一向に当たりを引けません。
マキバオーも、チュウ兵衛も、まるでやる気を感じられない。
電サポ100回転が虚しく過ぎ去り、液晶から「モード終了」の文字が浮かび上がる。
しかし、私は余裕の笑みを崩しませんでした。
「おやおや、
電サポが終わってしまいましたか。
でもご安心を。
私は知識という名のスカウターを持っていますからね!
ホッホッホ、
ちゃんとセグをチェックしているのですよ!」
私は旧セグマックスを駆使し、盤面左下の小さなランプ群を凝視しました。
「…フフフ、見なさいザーボンさん、ドドリアさん! 見事な確変セグですよ!」
中身はまだ確変。
潜伏しているだけ。
次に当たるのは時間の問題。
私は確信していました。
たとえ電サポがなくても、私の引きをもってすれば、これは「サービス期間」に過ぎないと!
ところが150回転、200回転と、一向にマキバオーがゴール板を駆け抜ける気配がありません。
おかしい…。
おかしいですよ。
1/31.5をこれほどまでに外すなど、計算が合いません。
私の財布からは、惑星フリーザの部下たちが消えていきます。